Joker

Todd Phillipsの「Joker」、これこそが「Real Time」の”世界”だ。

Harley Quinnを観たイキオイで、Jokerを観直した。

久しぶりだったので、結構、キタ。

 

俺は、ガキの頃から自分の事を「社会不適合者」だと思っているが、

アーサー・フレックに共感する。

 

俺に限らず、「自分に内包された狂気」を感じる方は、大勢いらっしゃると思う。

狂気を何十年と、コントロールしつつ終りまで持ちこたえる・・

そうすると人々は「あの人は穏やかないいひとでした」と言う(んだろ?ww)

 

自分のイドのそこのそこ、沈殿した汚物の中に存在を主張している狂気。

実は、それが、「俺自身」だろうなあ、って思う。

 

対処療法的に、

「こういう場面では、こう言うべきだ」

「この場合は、こう行動すべきだ」

~etc. etc.

こういう処世を、なんの疑問も無く流暢にこなせる方々は、

第一級の「人類」だろう。

 

俺には、結構キツい。

オツムで考えたことを2~3プロセス経た後、

物理的な脳を含めた身体に指令しつつ、生きている、これは結構ダルい。

 

クソ野郎に、「なんでオマエはそんなにクソ野郎なんだ?」とも言わず、

マヌケに、「・・オマエ、まぢ馬鹿じゃね?」とも言わない。

 

なぜか?

そういう行動の結果・・・

他者に、自分の思考の自由、行動の自由、躰の自由を奪われたくないから。

 

・・・とまあ、そんなとこだ。

「Joker」は怖い映画だ。

こころの底を浚いに来る。

お気を付けて・・・・(´・(ェ)・`)take care!