『時間』感覚って不思議

富士河口湖町に引っ越してから2年間ほど、

ちいさいコミュニティーFM局で、ミキサーの仕事をした。

 

卒業して22歳からの20代は、某地方局で仕事をしていたので、

仕事の内容は既知だった、それで勝手の分からない土地での仕事も

なんとかこなす事が出来た。

 

DとP、報道、ニュース起こし、取材、各種インタビュー、テープ編集は経験していたが、『生放送』のミキサーを務めるのは初めてだった。

勿論、『生放送』自体は、D、Pとして日常的に経験していたが、

「ミキサー」としての『生放送』は初体験。

昔は専門のベテランのミキサーさんに全てお任せしていたから。

 

生放送をやってみると、『秒』の感覚が戻ってくる。

CMまであと何秒か、曲の終わりまであと何秒か、などなど。

ミキサーは怖い。

曲の出し間違い、フォーマット順の間違い、カフの入れ忘れきり忘れ、

間違いがそのままOAされてしまう。

 

そりゃあ、アナさんも生の時はナーバスになるよなあ、って再認識した。

 

秒感覚は面白い。5秒あれば相当いろいろな事が出来る。

基本ラジオは20”CM、ステブレ枠5分程度、

(CM秒数はコミュニーティーFMはかなりいい加減)

CM出しは営放システムが入っていない為、かなりアバウト。

ミュージックバードっていうFM東京系の会社が仕切っている)

まあ、60分単位の区切りをドジらなければ何とかなる世界。

 

今のパートタイムの仕事(放送とは全く無関係)は、

「待ち」「待機」時間が結構あって、

30分区切りのインジケーターを手書きでやっていて(俺オリジナル)、

時間の進捗状況を認識するようにしている。

秒単位の緊張からは、解放された。

 

人間と言う動物は、自然の中に放り出されると、

途方に暮れる。

体内時計は皆持っているけれど、

時間の感覚って、「長く感じたり」「アッという間だったり」、

自分の主観で、まぢに伸び縮みするから、自分の感覚は信用しない方が良い。

地球の自転を正確に知るには、季節と太陽の位置で知る事、そして

『時計』で、時間の進捗を確認し、認識する事だ。

 

秒単位の仕事でなければ、30分単位、1時間単位の確認で十分だ。

 

晴耕雨読、読書してて、気が付けば日が傾いている・・・そういう生活がいい。

刺激が無くて若者には無理なハナシだww

 

俺は、40歳になるまでは、まさに『シュトルム・ウント・ドランク』♪

少年老い易く学成り難し、恋し、F●CKし、飲み、遊び尽くせ、わかものどもww

 

(*´∀`*) Good Luck!