2021/07/23 As Time Goes By

こんな夢を見た

 

もう30年近くお会いしていない、元同職場の先輩の夢を見た。

S29年お生まれの、超センスの好い方。

 

日本のミュージック・シーンの生き字引と、俺が尊敬する方である。

K師と仮称する。

 

俺は、南佳孝の「日付変更線」をK師から学んだ。

そして大塚まさじ西岡恭蔵はっぴいえんど・・・そして

頭脳警察スターリンなどマイナーな方々の事。

 

俺はもともと、ジャズ屋だったので、浅川マキさん、山下洋輔さん、アケタ一派、向井さん、などが好きで、シュガー・ベイブ、TATSUさん、細野さん、吉田美奈子さん、大貫妙子さん、そしてYMOなどを高校時代から聴いていた。(YMOはもっと後だっけ?)

中学時代は、オーティスをはじめ、ジミ、ツェッペリン、BS&T、Chicago、クリーム、ジャニス、ジョニ・ミッチェル等々、まあ、典型的な「ウッドストック」の洗礼を受けたガキであった。中学でギターを始め、クラッシック、フォーク、エレクトリック、と進み、ブラス・ロックの影響で木管、サックスにのめり込んだ。

歳とった今は、アコギ1本、エレベ1本で遊んでいる。

木管金管は、体力が落ちると聞けるもんじゃない、特にJAZZの場合ww)

 

高校時代、バード、ドルフィー、オーネット、ミンガス、etcetc・・・基地外じみた勢いで吸収した。ナイトクラブにコンボで出ていた方に、仕事明けの昼間、アルトサックスの個人教授をして頂いた。アルト、そして現場での「音楽」というものを、このアルトの師匠から初めて学んだ。初対面で「オマエ、もうオンナとやったか?」「やってからじゃないと、まともな音は出せねえよww」と、言われたwww

(高校時代はイケ面のラッパ吹き、K君とデュオを組んだ。)

 

俺に新しい音楽の世界を教えてくれたのは、このアルトの師匠と、K師と、俺と小学校から同級生だったS君だ。のちに縁あって同じ職場になる。

S君は、学生時代バンドでタイコをやっていた。主にアメリカン・ロック。

オールマンやザ・バンドイーグルス、等々を彼から学んだ。

(細野の初期の作品も彼に教えられたなあ・・)

あとキー坊、上田正樹さんのアルバム「悲しい日々」を借りたっけ・・

キー坊は、今聴いても最高だ。

 

俺の学生時代は、最初ビッグバンド、その後ジャズ研究会、でアルト。

立ち回り先、吉祥寺、メグ、ファミリー、アウトバック

福島の涅雅(元サントリー・ハウス)、パ●スタン

涅雅、パ●タンでは様々な方に出会えた。ミルフォード・グレイヴス、梅津和時&集団疎開(梅津さんはキヨシローのバックもやっていた)、アート・ブレイキー、辛島 文雄さん(辛島さんに「お前のブルースは、土人のブルースだ」と言われたw)、そして、天才・・阿部 薫。

阿部 薫さんの長期東北ツアー、北海道ツアーのボーヤとして同行。

(俺も自分のアルトを、万一の時の為に持って行ったww)

阿部さんのアルト、ソプラニーノのリード、マウスピースの準備、セッティング、マイクセッティングなど、楽器運びをはじめ、食いものの買い出しなど全てやったww

その後、いろいろと有り「xxに会ったら殺●てやる!」と言っていたそうだ(xxって俺の事)・・幸い某方のとりなしもあり、刺されることは無かったが。

RIP、阿部さん、あなたよりいい音を出すサックスプレイヤーを、俺は知らない。

 

まあ、K師の事を夢で見たのは、なんかの兆しなんだと思う。

今、俺の元職場で、大物になっていらっしゃるようなので、時間が無いと思うのだが、

一回コンタクトをして、邦楽、洋楽の曲編成など、知恵をお借りしたいと思っている。

 

As Time Goes Byがアタマの中で響いている・・