こんな夢を見た
もう30年近くお会いしていない、元同職場の先輩の夢を見た。
S29年お生まれの、超センスの好い方。
日本のミュージック・シーンの生き字引と、俺が尊敬する方である。
K師と仮称する。
俺は、南佳孝の「日付変更線」をK師から学んだ。
俺はもともと、ジャズ屋だったので、浅川マキさん、山下洋輔さん、アケタ一派、向井さん、などが好きで、シュガー・ベイブ、TATSUさん、細野さん、吉田美奈子さん、大貫妙子さん、そしてYMOなどを高校時代から聴いていた。(YMOはもっと後だっけ?)
中学時代は、オーティスをはじめ、ジミ、ツェッペリン、BS&T、Chicago、クリーム、ジャニス、ジョニ・ミッチェル等々、まあ、典型的な「ウッドストック」の洗礼を受けたガキであった。中学でギターを始め、クラッシック、フォーク、エレクトリック、と進み、ブラス・ロックの影響で木管、サックスにのめり込んだ。
歳とった今は、アコギ1本、エレベ1本で遊んでいる。
(木管、金管は、体力が落ちると聞けるもんじゃない、特にJAZZの場合ww)
高校時代、バード、ドルフィー、オーネット、ミンガス、etcetc・・・基地外じみた勢いで吸収した。ナイトクラブにコンボで出ていた方に、仕事明けの昼間、アルトサックスの個人教授をして頂いた。アルト、そして現場での「音楽」というものを、このアルトの師匠から初めて学んだ。初対面で「オマエ、もうオンナとやったか?」「やってからじゃないと、まともな音は出せねえよww」と、言われたwww
(高校時代はイケ面のラッパ吹き、K君とデュオを組んだ。)
俺に新しい音楽の世界を教えてくれたのは、このアルトの師匠と、K師と、俺と小学校から同級生だったS君だ。のちに縁あって同じ職場になる。
S君は、学生時代バンドでタイコをやっていた。主にアメリカン・ロック。
(細野の初期の作品も彼に教えられたなあ・・)
あとキー坊、上田正樹さんのアルバム「悲しい日々」を借りたっけ・・
キー坊は、今聴いても最高だ。
俺の学生時代は、最初ビッグバンド、その後ジャズ研究会、でアルト。
立ち回り先、吉祥寺、メグ、ファミリー、アウトバック。
福島の涅雅(元サントリー・ハウス)、パ●スタン
涅雅、パ●タンでは様々な方に出会えた。ミルフォード・グレイヴス、梅津和時&集団疎開(梅津さんはキヨシローのバックもやっていた)、アート・ブレイキー、辛島 文雄さん(辛島さんに「お前のブルースは、土人のブルースだ」と言われたw)、そして、天才・・阿部 薫。
阿部 薫さんの長期東北ツアー、北海道ツアーのボーヤとして同行。
(俺も自分のアルトを、万一の時の為に持って行ったww)
阿部さんのアルト、ソプラニーノのリード、マウスピースの準備、セッティング、マイクセッティングなど、楽器運びをはじめ、食いものの買い出しなど全てやったww
その後、いろいろと有り「xxに会ったら殺●てやる!」と言っていたそうだ(xxって俺の事)・・幸い某方のとりなしもあり、刺されることは無かったが。
RIP、阿部さん、あなたよりいい音を出すサックスプレイヤーを、俺は知らない。
まあ、K師の事を夢で見たのは、なんかの兆しなんだと思う。
今、俺の元職場で、大物になっていらっしゃるようなので、時間が無いと思うのだが、
一回コンタクトをして、邦楽、洋楽の曲編成など、知恵をお借りしたいと思っている。
As Time Goes Byがアタマの中で響いている・・