詩、死、師

主語、述語、目的語、その他モロモロを、正確に記述し、

読む人間が、記述の内容を誤解しないように、

最新の注意を配って、書くのが、

随筆、小説、記事、またマニュアル、解説書等々、一般文書だろうと思う。

 

海を挟んで、それの対岸に有るのが、詩だろう。

 

記した人間(自分)の心の中から湧き上がってきた、ことばを、

衒いや、余計な修飾を削ぎ落とし、記す。

おれは、詩って、そういうモノだと思う。

極論すれば、誰に読まれなくてもいい文字の連なり。

 

自分の心が、やむにやまれず、吐き出したもの。

言ってみれば、ゲロかウンコか精液か血液か、というものだ。

 

詩とは、超個人的な、「その人間の持った感覚それ自体」が、

物理的に現されたもの、だ。

 

だからさ、読まれると、超恥ずかしいんだww

 

詩って、神の啓示であり、量子のような信じられない大きさのモノであり、

また、訳の分かんない「宇宙」そのものの姿だと思う。

 

矮小な俺には、測り知れない深淵。

だから俺は、「詩」を読むときは、

自分の精神状態がマトモな時に限る事にしている。

 

超劇薬であり、良薬であり、・・・ワケわかんないな、「詩」って。

 

(;´Д`)