和菓子についての一考察

今日、「和菓子」というキーワードを聴いて真っ先に浮かんだもの

 

亀屋良永の御池煎餅(おいけせんべい)

八つ橋、生八つ橋

 

ういろう

 

・・・京都に名古屋、

なぜ、ガキの時代を東京大田区福島市で過ごした俺が、

この味を(胸を掻き毟られるように)懐かしいと思うのか?

答えは明確です。

お袋が、京都生まれで、岡崎、三重、奈良などで、

若いころ過ごしていたからです。

俺は、明治や森永のお菓子で育ったけれど、

「和菓子」で懐かしいものといえば、これだ。

 

親父は根っからの東北人。

学生時代は東京に出て一橋大学(当時は(旧制)東京商科大学)に通い、

学徒出陣で帝国海軍中尉、終戦後ふるさと福島に戻り、某社に勤務。

親父の好物は・・・

イカゲソの焼いたの

油揚げを軽く炙って、醤油をかけたの

サクラエビ入りの焼うどん

蕎麦

・・だった(質素だよねww)。

酒も飲んだが強くはなく、

酒を呑みながら、餅菓子なんかも食うタイプだったww

大正生まれなんだが、超ハイカラなオトコで、

小学生の俺にハヤカワミステリの、

メグレ警視ものや、エド・マクベイン、ハメット、チャンドラー、ロス・マクドナルドエラリー・クイーンポアロもの、もちろんアガサ・クリスティー全部。

などなど数多の蔵書を、小学生の俺に開放し、好きに読ませてくれた。

今も感謝している。

 

・・脱線した。食い物に戻ると・・

「和菓子」に拘らず、懐かしい食い物と言えば・・

きしめん

ゴーフル

ピーセン

泉谷のクッキー

レバーの焼いたの

魚肉ソーセージ

ひき肉入りのオムレツ

・・です。

 

中でも「ひき肉入りオムレツ」は、俺にとって亡母の味そのものと言っていい。

今でもありありと味を思い出せる。

美味かった・・・

 

あずま男に京女、のハイブリッドが俺なのかwww

なんだかなあwって思う今日この頃。

 

亡父、亡母に恩返しも出来ないまま

馬齢を重ねている。

 

墓参りにいかなきゃなあ・・おやじ、おふくろ(´;ω;`)