俺は一生涯流浪の民・・ですね。(;´Д`)

 

1958年頃(俺が3~4歳のころ?)、

大田区久が原の公団住宅4号館仲間での一番の友達、

「ユタちゃん(ゆたか)」一家が、引越す事になった。

ユタちゃんの父君は、英国大使館勤務とかで、英国に単身赴任中で、

東京で母君とユタちゃんは二人暮らし。

何処に引っ越すのかは、俺は3~4歳ぐらいだったので記憶が曖昧だが、

確かロンドンに引っ越すと言っていたような覚えがある・・

(父上は大使だったのか?!全然分からん。)

 

ユタちゃんは、引越の餞別として、

「ロンドンタクシー」と「フォード・アングリア」の

ミニチュア・カーをくれた。

今思えば、ユタちゃんの父君が、ユタちゃんに送ったものだったろうと思う。

 

哀しかった。一番のともだちだったから。

ロンドンタクシーと、フォード・アングリアは小学生の頃、

しっかりプラモのケースに入れていたのだが、相次ぐ引越で、失われてしまった。

 

私は今まで、合計で20回以上の引越しを経験している。

一家、家族での引越し、学生時代の引越し、独り暮らし時代の引越し、

結婚しての引越し、離婚後の引越し、勤務先の転勤の引越し・・

住んだ都市で言うと、東京、福島、仙台、札幌、横浜、東京。

そして今の富士河口湖町

 

ユタちゃんの思い出、大田区時代の思い出はまだアタマに刻まれている。

大田区久が原の最新設備の公団住宅。久が原幼稚園。

そばを通っていた第一国道、近くには本門寺、池上、千鳥町。

本門寺のお祭り、・・まだよく覚えている。

日曜日に家族で行った銀座の松屋(鶴のマークの時代)、三笠会館、三越

木製の床のワックスがにおうバスに乗っての行き帰り・・・

 

三笠会館の鶏のから揚げの皮がカタくて、口の中が切れそうになるので嫌いだったww

 

こういう思い出は、歳を経るごとに薄れていくんだろうか?

もう一度、亡父、亡母と話が出来たらなあ・・て思う。

 

・・GoodNight,Good Dream♪ (*´∀`*)