Respect 板額御前

「女性の身たりと雖も、百発百中の芸殆ど父兄に越ゆるなり。人挙て奇特を謂う。この合戦の日殊に兵略を施す。童形の如く上髪せしめ腹巻を着し矢倉の上に居て、襲い到るの輩を射る。中たるの者死なずと云うこと莫し」(吾妻鏡より)

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越後の平家方の豪族の家の出自。

鎌倉幕府に対し反乱軍として闘う。

「女性の身たりと雖も、百発百中の芸殆ど父兄に越ゆるなり。人挙て奇特を謂う。この合戦の日殊に兵略を施す。童形の如く上髪せしめ腹巻を着し矢倉の上に居て、襲い到るの輩を射る。中たるの者死なずと云うこと莫し」(吾妻鏡より)

 

超優秀なコマンド、武将だったことが分かる。

戦闘で捕虜となり、鎌倉幕府に送られた彼女は、

敵方の将軍(源 頼家)の前でも全く臆する事が無く、

並みいる武将を感服させる。

彼女にほれ込んだ浅利義遠甲斐源氏)が、彼女を娶る。

義遠の地元、山梨県中央市浅利で、子供にも恵まれ、

暮らす。

 

彼女は、薙刀の名手、弓の名手であったと言われる。

(一説には身長188cmだとか・・怪しいがww)

 

敵の前で、卑屈にもならず、堂々とした対応ぶりに

惚れこまれて、幸せ(だったと思う)な人生を送った彼女。

また、彼女に惚れた浅利義遠、人を見る目が有った、と言うべきだ。

 

私の大好きなエピソードである。

富士河口湖町からそう遠くない笛吹市には、

板額御前の墓所といわれる「板額塚」がある。

今度行ってみる。(´・(ェ)・`)クマー

 

wikiを参考としました。TKS♪)