自省する夜

昔から(中学校時代から)、姉に「偏屈モノ!」と言われていたw

学生時代は、住むところ、食いもの、コーヒーが有ればヨシ、と思っていた。

母校である市ヶ谷の校舎が中核(黒ヘル)の支配下であっても、

「俺はノンポリである」を貫き通せた。

ヒステリックな人間を、俺は信用しない。

 

大人になると、世間、世界がだんだんと分かってくる。

人間は一人では生きられない。

肉親、信頼できる友人、カネと、それを得る為の仕事場、

張り詰めたときに自らガス抜きするテクニック・・それらに支えられ、

はじめて「生きて」いける。それを理解した。

 

「隠者の生活」も、なにかと大変である。

スティーヴン・ハンター「THE Shooter」のスワガーの様に、

山奥で犬と共に静かに暮らす・・・事は、理想だが、現実的にはこりゃあ難しい。

だが、残り少ない俺の人生を、それに少しでも近付けたいと思って生きている。

 

モットーは、「Leave me alone, I won't even talk about what you do」。

 

父と母は、今、孝行したくても、鬼籍に入り久しい。

兄と姉の健康と、俺の(生きるための)カネが切れない事を、祈るだけだwww

 

昔、Hさんご夫婦、Sくん達と、福島の山の中で暮らした日々を思い出す。

驚くほどの積雪、四駆でスタックした上り坂、冬に凍る地下水、

部屋の机に置いたカップの中で凍り付いたミルク。

草刈り、藪漕ぎ、戸外でのティー・タイム。

夜の山を吹き抜ける強風の恐ろしい音。

夜、の漆黒と静寂。

 

あれから、もう40年の月日が過ぎた。

この河口湖畔の住処は、いい。

富士に見守られながら、沢山の鳥達、鹿たち、いきものたちと共生できる。

夜は、余計な明かりがない。

昨日まで、雨が降った。

今夜は澄み切った夜空に、月がとても綺麗だ。

 

他に何を望むのか?

 

good night,sleep well・・・(*´∀`*)