8月俺は何をやったのか?

8月に、FixedとFolding、全部Edgeのシャープニングとタフグライドでのメンテを済ませた。ついでにいろいろ遊んだ。

 

■FoxのMD(militaly division)のプレデター・フォルダー。

イタリア警察の狙撃手に支給される、ロゴ入りのもの。ハンドルはブラックだったが、ODハンドルモデルを見て、あ、ODいいなあと思い、ハンドルをODにした。

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綺麗に出来た。分解した際、旧いオイルを全て拭き取って、注油。セーフティの動きが、超軽くなった。プロダクションナイフは、購入してから自分でメンテしてやらないと駄目だな、と、改めて思った。

 

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このセレーションは優秀で、よく切れる。角度が浅く、食い込む感じ。ロープのカットにも強い。

 

■SOGのジャングル・ウオリアー

某所の投げ売りの時に買って、思い入れもなく使っていたが、思い立って、きちんとシャープニングし、手入れをした。

ブレード長は25cm弱、China鋼(8Cr13MoV)、役に立たないブレードバックのノコギリww。

ただ、長いのが取りえで、厚みのあるものを刺し貫くとき、また、殴打用としては有効。これで殴られたらダメージはでかい。

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UTUBEにアップされている過酷なフィールドテストで、こいつのブレードがポッキリ折れたのを見ている。複数、「折れた」「割れた」情報が入っているので、Chinaのクソ鋼が信頼出来ない事は間違いない。だが、シビアな状況でなければ、大丈夫だと思う。・・スローイングには耐えられないと思うが。

 

ハンドルに、ぽちっと3か所、小さな穴がデフォルトで空いている(空いているだけww)、今回、グリップ用のゴムを付けた。コンバット・ブーツ用のゴムの長いひもが余っていたんで流用した。太さ、張力などちょうどいい。

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ポール・フォースや、TOPSで、デフォでついているタイプがあるが、このゴムベルトのグリップアシストは便利。手のひらを拡げてもナイフが落ちません。

 

写真で見ると、ハンドルがボロボロみたいに見えるが、これはデジタル・カモをハンドルに直接刻印しているため。これで格別グリップが良くなっているとは思えないが、悪くもない、まあ、見た目汚く見えるんで、露悪好きにはいいかもw。

 

特筆すべきは、こいつはシースの設計が不良で、ふつうに使ったら、抑えの部分の金属ボタンの裏側で、ブレードを抜き差し時にガリガリ削る仕様になっていること。酷いものだ。

押さえのストラップを切り取り、金具を除去し、パラコードで押さえを造った。

こんな設計で、よくもまあ、「完成品です」って言えるなあと思う、SOG、China。

 

まあ、馬鹿と鋏は使い様、の諺通り、8crは、砥ぎ方次第でかなり鋭くなり、いい切れ味になる。現在は満足できる切れ味になっている。

 

プロダクション・ナイフは、価格を低価格に抑え、広く販売することを目的としているから、入手後のメンテナンスは必須であり、また、それが面白い。

あ、ただ、Benchmadeや、EXTREMA RATIO、ZT、TOPSなどは、メンテ必要なしの品質だ。しかし、ショップでのストックしていた年月、ストック環境などで大きく品質は変わってくる。サプライチェーンまで含めたQCというものは、大事だが、現実には難しいと思う。倉庫の棚で何年も(何十年も)眠っているものもあるだろうね。年々、品質を落としながら。

 

ナイフも生き物だから、出来たものを即入手するぐらいの意気込みが必要ww

俺、死ぬまでに日本刀を一振り欲しい・・・・(´・(ェ)・;`)タカスギダロ